私は日本酒も好きなので、自宅で地酒を味わうのも楽しみの一つとなっています。
せっかくお酒の種類が多い土地に住んでいるわけで、地酒紹介もできればいいかなと思って時々書いていこうと思います。お土産選びの参考になればこれ幸い。
大吟醸「黄金の国・秋田」
そんなわけで今回紹介するのは、「黄金の国・秋田」という爛漫から出ている大吟醸酒。
秋田限定発売らしいです。

お酒の成分表は以下の通り。実際、ラベルは日本酒度や酸度は表示されていなかったんですが、楽天市場で出店しているお店を参考に載せさせていただきました。
醸造元 | 秋田銘醸株式会社 |
原材料 | 米・米麹・醸造アルコール |
精米歩合 | 50% |
日本酒度 | +3 |
酸度 | 1.0 |
アルコール度 | 14度以上15度未満 |
原料米 | 山田錦100% |
山田錦100%使用で大吟醸と聞くだけで、えらく高いお酒なんじゃないの・・?!って反応してしまいそうですが、実はそこまで高いわけではない大吟醸酒です。スーパーで見かけて買った時は、720mlで1300円台くらいだったかなあ。 通年で見かけるわけでもないので、レアな部類な気もします。
もっと安く買える大吟醸もあるので、激安とはいかないんですが比較的コスパはいいお酒です。
そもそも、吟醸とか大吟醸とか純米大吟醸とかいろいろありますが、ランクが違って価格が違うというわけではありません。米を磨いた割合によって分けられているだけで、(もちろん造り手の手間は変わってくると思いますが・・)必ずしも美味しいと感じるかは別の話。カレーライスの好みが分かれるように、お酒の味も好みが分かれるものなのです。
でも高いお酒だってわかっちゃうと、美味しい!って脳内が反応してしまう特別な何かがあります・・。お酒をプレゼントで渡した時に「高かったでしょうっ!?」・・と聞かれたら、まあまあのお値段だったかなー・・と濁しておきましょう。
味のレビュー

基本的に冷酒か冷や(常温)で味わっての感想になります。
肝心のお味の方は、ほんわかフルーティーな香りがあるんですが、後引きがよくてスッキリとクリアな飲みやすさです。フルーティーさがあると甘口なのかな・・?と思いきや、どこか辛口な淡白さがあるというか。キレがいいっていうか。
大吟醸だけあって雑味があまり感じられません。人によっては物足りなさを感じちゃうかもしれません。それくらい軽い日本酒。
いかにも日本酒・・!っていうパンチは、ほぼ感じないです。水みたいな飲みやすさ重視な方におすすめ。
お酒の種類は違いますが、どこか辛口の白ワインのような雰囲気もあります。

合わせる料理は、焼きなすや豆腐などのさっぱりと食べられるタイプがよく合うなあと思いました。

浅漬けや焼き魚にもよくあいます。よく冷やすとスッキリさも増すのでお刺身にも合いそう。
コッテリと味の濃い料理と合わせるとお酒の味が負けちゃうかな。
私の中では爛漫は県南のお酒でだいぶ甘口なイメージが強かったんですが「黄金の国・秋田」はまた違った雰囲気を感じました。こういうタイプもあるんだなあと、新しい発見でした。
暑くなる季節はこういうスッキリしたタイプのお酒が飲みたくなります。
コスパがいいとはいえ、日常的に家飲みするにはちょっと高めな部類になってしまう日本酒ですが、プチ贅沢をしたい日にはアリかと思います。外飲みすればこの程度じゃ済まないですしね・・。
普段日本酒を飲まない方でも飲みやすいんじゃないかと。
見かけたらぜひトライしてみてください。
蔵元の公式サイト 味わい華やか 美酒爛漫